日中は汗ばむような陽気もあり、梅雨入りの話題も・・・
史上最速?とも予想されていて、駆け足で梅雨入りになりそうですね。
このところ、発酵食品で元気に!キレイに!という話題が
とても注目されています。
そもそも、どうして発酵食品がカラダにいいのか。
その根っこの部分を紐解いていきたいと思います。
発酵食品の主役!それは、「菌」(カビ・酵母・細菌)たち。
この「菌」という言葉だけで見てしまうと
嫌われ者に分類されてしまうかもしれませんが、
発酵食品には欠かせない大切な存在です。
菌たちの存在がなければ、納豆やお味噌、お醤油、お酒など
発酵食品を扱う醸造元をはじめ、
弊社も奈良漬を作り続けることはできません・・・
その「菌」には、おなじみの乳酸菌や納豆菌、
麹菌、酵母菌といった微生物が存在し、
これらの微生物が食材に付着して、その食材に含まれる成分を分解し、
自らの栄養としたり、新しい産物をつくり出します。
(こちらも、どうぞ→発酵食品って腐ってるの?)
日本にも世界にもそれぞれの土地で多種多様な発酵食品が存在し、
それぞれ栄養素も異なるとはいえ、
大きくお伝えするとミネラルやビタミン、
食物繊維が多く含まれることが特徴です。
発酵という過程を過ごすことで、
それぞれの栄養素が吸収されやすいカタチになっているのもポイント。
つまり、どういうことかというと、発酵食品全般は、
カラダの中で栄養の吸収の役割を担う「腸」(特に小腸)に
やさしく働きかけるサポート的な存在であるということ。
免疫細胞の60~70%が腸内にあることから、
美容と健康の感度の高い皆さまには
おなじみの「腸活」という言葉も生まれ、
免疫力UPや美肌効果などに発酵食品をチョイスされる方も増えました。
腸って、約2日で腸粘膜の細胞が入れ替わるともいわれているので、
比較的効果が早く体感できるのも嬉しいポイント!
決して、発酵食品だけ食べておけばOK!というわけではなく、
バランスの取れたお食事、適度な運動、しっかり寝ることが
基本中の基本であるということをどうぞお忘れなく♪
と、発酵食品って最高!いいことづくめで書いてみましたが
次回はあえて、デメリットを解説してみようと思います。
(こんなの書いたら怒られそうですが・・・笑)
今日も明日も、元気が一番!
日々駆け抜ける皆さんの穏やかで健やかな毎日を
発酵食品を通じてサポートさせていただけることが、
とっても嬉しくて幸せです。いつもありがとうございます。